とある起業家の食べない妄想グルメ

グルメなのに少食。実食レポの他、世にも珍しい巷の情報を頼りに食べたつもりで書いちゃうブログ。

もう起業するしかないでしょ

反面教師としての親の存在。

 

確かに親は尊敬できる身近な存在だったけど、その生き方を見ていて自分は違う生き方をしたいと思った。

公務員として安定した職に就き、立派に30余年勤めげたことは父にとって誇りなんだと思う。

 

その人生を選んだ父には父なりの理由があって、それは仕事もプライベートも大事にしたかったから。

5時過ぎには帰宅して、家族と夕食をともにし、土日は家族でお出かけしたり、趣味に時間を使ったり。安定した収入で将来的な計画も立てやすかっただろうし、それ故に我々子供に対して進学においては「お金に気にせずやりたいことをやれ」と言ってくれていた。

 

 

家族親戚含めて周りは公務員だらけの「the 安定」の家庭に育った自分は、いつも守りの選択ばかりで、後悔することが多かった。

リスクを取らず、安定志向・堅実路線の道を好んで歩んできてしまった。だが、「後悔先に立たず」。

人生の岐路に立たされるたびに後悔しては、何度この言葉を思い出したことだろうか。「次こそは!!」と思いつつ、気づいてみれば、福利厚生充実の、終身雇用・年功序列で定年まで勤めることが当たり前の、よく悪くも日本文化を象徴する企業に入ってしまった。

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「このまま何も行動を起こさなければ、何事もなく人生を終えてしまう。結局親と同じ生き方をまねているだけじゃないか!!」

 

 

今こそ立ち上がるとき!!

 

 

 

 

ということで、思いました。

 

・親の生き方のいい部分も悪い部分もよく分かった。

 だから今度は自分が親とは全く反対の生き方をして、そのすべてを確かめようじゃないか。

 

・安定とは無縁、すべて自己責任でやらないと生きていけない、将来の保証なんてない。

 受け身でいたって誰も助けてはくれない。そんなチャレンジングな人生を生きてみよう。

 

・安定は楽だけどつまらない。

 自分の成長意欲が高くとも成長速度はいつも一定だ。

 自分でコントロールが効かない。

 会社の方針に従うままにキャリアを決められるが、会社なんて一人ひとりのキャリアなんてそんなに考えてくれてはいない。キャリアは自分で作るものと言いつつ決められる。

 

現状から脱却し、すべてかなえることができる方法は・・・

 

ジャイアントキリング

 

高校受験、大学受験、就職活動と、どこか納得いかない結果で終えてきた俺は世の中努力じゃどうにもできないものがあることを身をもって経験してきた。

それで思ったのだが、人の一生ってこうやって選択肢が作られてるんじゃないかな?

 

 

(ネットで見つかった樹形図。ほんとはイラスト書きたいのに。。。)

 

この樹形図のように、最初の分岐点で真ん中あるいは下に進んじゃったら、その先はいくら頑張ってもひっくり返すことはできないんじゃいないかと。

努力ではどうにもできない厚い壁がそこには立ちはだかているのではないかと。

上位層をうらやみつつも中流階級から逃れられずに一生を過ごすのか。

 

 

そんなのは嫌だ!

いつか彼らを見返してやりたい!!

いつか彼らと同等以上の地位を築いてやりたい!!

 

 

そう、俺が求めているのは

・彼らに認めてもらうこと

 

・自分自身に誇りが持てる地位を築きあげること

 社名や役職に対する信頼を借りるのではなく、自分に対する信頼を得て社会を生きていきたいということ

 

・これまでに差をつけられてきた人たちに追いつき追い越したいということ。

 

 

 

 

歌がうまければ歌手を目指すだろう。

野球ができればプロ野球選手を目指すだろう。

だがあいにく俺にはそのいずれも持ち合わせていない。それでも自分にできる方法があるとしたら・・・

 

 

 

上位10%

 

世の中見渡せば消費を誘惑するものばかり。

でも普通は所得がそれに追いつかないと、どこかしらで我慢して身の丈に合った生活を送っているもの。

なのにメディアでは我々一般市民の羨むような世界を伝えるものが多い(当然だ)

全くメディアを賑わす人たちはどこにそんなカネがあるのか。

欲しいもの、やりたいことのために働けど、所得が追い付かない、そんな欲求不満を抱えている状況で、うらやむ世界を見せられるとどうにもこうにも世の中に対する不平等さを禁じ得ない。

何としてでも自分もその仲間入りを果たしたい。

上位10%と呼ばれる生活をいかほどか。

馬鹿真面目に一勤め人として労働者でいてはだめだ。

この場所からいち早く離れないと。

彼らに近づくためには・・・

 

 

と、こんな風に胸中に渦巻く思いを列挙してみると、そのいずれもがある結論に行き着く。

 

 

それこそ起業なのだ。

 

 

起業してこれまでの自分の殻を破りたい。

起業して自分という人間力で勝負したい。

会社を大きくできればそれこそ自分自身への信頼の証。

どんな立場の人間に会おうとも胸を張れる会社を作りたい。

成功してこれまでの人生の遅れを挽回して見せる!!

成功して富を築いて見せる!!

 

起業こそ、「成功すれば」すべての希望をかなえられる唯一の手段なのだ!!

 

 

そして俺は決断した。

会社を辞め、今一人その実現に向けて行動を開始した。。。