とある起業家の食べない妄想グルメ

グルメなのに少食。実食レポの他、世にも珍しい巷の情報を頼りに食べたつもりで書いちゃうブログ。

起業しようとしたら、実際は資金100万円ほど準備できていないと厳しい  

 

ブログタイトルにもある通り、お金がないところからの起業を目指しているわけだが、実際はある程度の資金が必要なんだと最近気づき始めた。

 

 

3年と経たずに会社を辞めたからそれほど貯金はない。

それでも学生でも起業する人がいるくらいだし、行けるだろうと思っていた。

 

 

しかし、web上でのプロフィール紹介で学生起業家という言葉を目にして「あ~この人もか~。なら俺も」なんて簡単に思ってしまうのはあまりにも短絡的すぎる。

 

学生で起業できるって結構恵まれた環境がある程度そろってたりして。。。

 

 

最近そういう人と会ったり話す機会が増えたのだが、話を聞いていると、その人が起業できたのも、彼(女)が偶然持ち合わせた環境や運というのがあるというのがなんとなくわかってきた。

 

 

例えばある人は、

 

趣味でプログラミングを書いていて、あるビジネスコンテストで優勝できたのがきっかけで周囲からサポートを受けられた。

 

とか、

 

大学の先輩に誘われて一緒に起業して、その人にいろいろ教えてもらいながら少しずつ事業を大きくしていった。

 

とか、はたまた、

 

起業に興味を持った数人の友人でメディアを立ち上げて、ライター、営業、プログラマーと役割分担して儲けていた。

 

とか。

 

 

当たり前みたいな語り口されるけど、俺からしてみたら「いいね。恵まれた環境と運がそこにあったんだね。」って妬んじゃう。

 

 

・・・・いや、フツーそううまくいかないでしょ!!

 

 

偶然ビジコンで優勝するなんてないでしょーよ!!

偶然先輩に事業立ち上げようなんて誘われないでしょうよ!!

起業したい人がうまく周りにいて、うまく同じ方向で頑張れるなんて、いやいないでしょww

 

そういうのを持ってないのに、「起業のハードルは低くなった」と巷でいわれ、周りに起業家が増え、「俺も!!」と立ち上がってみたらコンプレックスの塊のような、だいぶ後ろからのスタートになってしまい。。。

 

 

こういう気持ち案外わかってくれる人がいない。なぜなら周りはそんな人たちばかりだから。

 

人一人雇うってことはその人の生活を保障するも同然

 

で、話を戻せば自分でwebサービスを構築できず人にやってもらう場合は確実に人件費が発生する。

 

となるとそこで、資本金10万円での起業って話は無くなる。

 

もちろん共同創業者として迎えられる仲間がいれば別だが、そうではなく外注したり、複業とかの形で周囲の助けをもらおうとするなら最低でも100万円は必要になるだろう。

 

でもそれは、あくまで最低の話。

 

エンジニアの需要は高まる一方で、月70,80万を出さないといけないなんて当たり前になってくる。

 

だから少しでも支出を抑えたいなら自分がwebをできるか、共同創業者にそういう人がいるかのどちらかで始めたほうがいい。

 

そして事業の立ち上げ直後から黒字になるなんてことはないわけで、しばらく赤字覚悟で事業を継続させなければならない。

 

となると、当分、自己資金で事業を継続させなければいけない。

 

 

果たして自己資金で何か月持つのか、その間に収益を上げることができるのか。そこまで考えてないと「無謀な挑戦だ」と言われても仕方がない。

 

 

結局はあえて自ら「起業に成功した人たち」の輪の中に入って行っているわけだから、「苦労したけど何とかうまくやってここまで来ました」って話しか耳にしていないわけだけどね。

 

 

それがもしかしたら起業を目指した100人のうち10人の生き残った者たちだけの集まりかもしれないのに。

 

というちょっとしたぼやきでした。。。。ww