落ち込んでもそこで立ち止まらない
最近初めましての人と会う回数が尋常ではなく多いです。
でも会って満足していてはだめだと自分に言い聞かせています。。。
今日は自分を見失わないように、自分で自分を励ましましょうというお話。
一喜一憂しない
起業しようと思い立ってから、実際に起業するまでどれだけ感情の起伏が激しいことやら。
例えるなら心電図のよう。
起業した後はなおさら未知の世界です。。
で、それは何でかっていうと、
①アイディアを否定されれば単純にへこむ
②課題にぶち当たれば、解決策を見出せるまでは不安と焦りが入り混じった状況が続く。
③解決できれば、気持ちが晴れる。けどすぐ②に戻る。
こんなことが毎日のように起こるからです。
特に①のダメージはめちゃくちゃ大きいです。
そんなときの立ち直り方についです。
それでも「①アイディアを否定されれば単純にへこむ」
これについては、つまりどういう状況かというと、端的に言えば、「仮説の検証において棄却される」ということです。
例えば、「独身者は結婚をしたいと思っている」という仮説に基づいて出会い系サイトを立ち上げようとしていたら、アンケートを取ってみたら半数以上が結婚願望がなかったとします。
そうなると「独身者は結婚をしたいと思っている」という仮説に基づいてサービスを立ち上げようとしていたのに、その前提が崩れてしまうわけです。
しかもそれが街中でインタビューをしていて面と向かって「結婚はするつもりないんで」なんて言われると、「自分がこれから立ち上げようとしているサービス、誰も求めてないんだ。。」みたいにあたかも誰もがそうであるかのように思えてかなりへこみます。。。
これはあくまで一例ですけど、思い込み(?)でスタートして「そもそもニーズがないです」みたいに言われたりするとかなり精神的ショックは大きいです。
こんな時俺はどうするか、どうしたか。
だってそれがやりたいんだもん。周りが何と言おうとそういうサービス作りたいんだもん。
別にいいじゃんか。
そう思い込ませますwww。。
結局、それも母集団の話で、「いないわけではない」と思うんですよね。
ただそれがどれだけ多くの人に当てはまるかの問題だと思うんですよ。
自分が「どうしてもそのサービスをやりたい!」って思うんだったら、周りが違うといってもそれはもうどうしようもないじゃないですか。
そういわれて「はい、分かりました」と素直に聞いて、結果世間の大半が支持してくれるものに切り替えても自分は納得できないですよね?
それって何のために起業するんでしょう?
自分のやりたいことを曲げてでも大衆に合わせる必要ってあるんですか?
だったら起業したいという動機のほぼ7割がたは満たされないままだと思います。
(残りの3割はおカネかな笑)
とくにVCなんかに会うとそういう意見が顕著に現れます。
自分のやりたいことは明確で尖っているけど、出資相談とかでVCに会おうものなら、彼らはいかに「稼げる大きな会社になるか」を見てるので、全力で否定しに来ます。
だってマーケットが小さすぎるんだもん。
自分の金を出すんですよ?
大きくもならない会社に身銭を切って支援しようなんて誰も思わないじゃないですか。
データ、データで不確実性を可能な限り排除した、ちゃんと自分らが後々儲けそうな会社に投資する。
当たり前といえば当たり前です。僕もその立場だったらそうします。
で、彼らの意見に素直に聞いていると、いつの間にか自分のアイディアが薄まって、やりたかったことからどんどん離れていく。。。
これって本末転倒ですよね?
だから、自分のやりたいことをやりたいようにできるように、自己資金で回すのが一番だと思います。
それで実績を作ってから会いに行くのが一番良いです。
Twitterやinstagramの今日における価値を誕生前当時に予見できなかった彼らの意見をうのみにする必要はないと思います。
それと、リサーチをする中で思い通りの回答が得られないこともあると思います。
確かに「これは単なる自分の思い込みったのだろうか。。」とへこむこともありますけど、インタビューした全員が期待した回答をしてくれるなんて思う方がおかしいです。
むしろそんな回答が得られる仮説は既に実現されてて当然ですから。
期待した回答が2,3割だからこそやる価値があるんじゃないでしょうか。
7,8割だったら十分市場規模が大きいわけだから大手が見逃すわけがない。
2,3割だからこそ、無視されてきた部分だと思うので、そこで戦ってみるべきだとも思います。
自分は今の事業をすでに開発しながら並行してリサーチを続けてますが、全体として否定的意見が7割、肯定的意見が2,3割です。
正直心が折れそうになった時もあります。
でもその2,3割の人が
「ぜひともサービスができるのを待ってます!」「ぜひとも使ってみたい!!」
と言ってくれるからこそ、彼らの期待に応えるべく、彼らの顔を思い浮かべながら日々サービスのリリースに向けて頑張っています。
というわけで、いかに自分を励ますか、について話してきましたがいかがでしょう?
とにかくそれで立ち止まるのだけはしてほしくないです。
サービスのリリース直前まで頑張ろうと、そもそも何もせず日雇いバイトで子全稼ぎしていようとも、実績は「ゼロ」ですからね。
同じなわけです。
まずは心の灯をともす燃料を常に補い続けましょう。