人生初の飛び込み営業
営業とは実に幅広いです。営業職をやっていると本当にいろんなスキルが身に付くんだなーと思わされます。
既存顧客向けか新規顧客の開拓か
中でも広告代理店における営業マンはスーパーマンで、顧客と社内の間を取り持ち全体を仕切る重要な役割だとききます。
また、商社においても同じです。商社の花形である営業マンは交渉力があり、人脈を持ち、また知識の課長の仕方もとても優れています。
そんな営業マンはその顧客が新規か既存かで大きく分けることができると思っています。
私が以前勤めていた会社はもっぱら既存顧客を相手にした製造メーカーでした。
お互いのビジネススタイルというのがすでに分かっていて、我々の営業職はライバル会社に取引をもって行かれないよう様々に顧客の要望に聞いていたのが主だった気がします。
一方新規顧客の開拓というのは非常にストレスフルですよね。巷のドラマや話によく聞きますが、飛び込みで会社に入っていき自社サービスを売り込む。
私はまさか自分がそういう業務をするとは思ったことがなく、いつも人ごとのように見聞きしていました。
「大変そうだなー」「心おられるだろうなー」「どうやって相手の心を動かすんだろう」
そう思っていた自分も、とうとうその飛び込み営業をすることになろうとは夢にも思っていませんでした。
初めての営業先は飲食店
退職をして、自分で会社を立ち上げ、自ら仕事を取ってくる。この広い世の中で私が会社を立ち上げても誰も知る由もありません。
待っていては仕事の依頼が来ることはまずありません。
自分からアピール・発信することが大事です。
今日は飲食店を回ってきました。
飲食店に営業をかけるとしたらアイドルタイムに訪問するしかありません。
アイドルタイムとは食事と食事の間の時間です。
普通ランチといえば、お昼の12時から1時、もしくは2時ぐらいまでを指す、もしくはその間にランチをされるのが大半かと思います。
一方夕飯といえば、早くとも夜の6時、それ以降は居酒屋であれば何時までも、定食屋さんであれば9時ぐらいが目安になってくるでしょう。
つまりこのランチとディナーの間の2時~6時ぐらいの時間帯を具体的にはさします。
3時や4時にがっつりご飯を食べに来るというのはあまりないですからね。
定食屋さんはこの時間帯が一番お客が少ないかと思われます。
ですから、この時間帯を狙ってお店を訪問します。
もちろん、ランチの前も一つのねらい目ではあります。
実際、今日は10時くらいにもお店を訪問してみたのですが、
「オーナーがまだ来てないので・・・」「ランチが終わって夕方の方がいいです」
と言われてあまり話を聞いてもらえませんでした。
そういうお店もありますwww
「間に合ってるんで結構です」
こうして初めて飛び込み営業というのを経験したのですが、やはり厳しいですね。
洗礼を受けました。
そもそもまともに話を聞いてくれないんですよね。。
飲食店という法人のカタチはとっているとはいえ、そのやり取りというのは個人向けと変わりありません。
個人宅に訪問してインターホン越しに名乗ると「うちは間に合っておりますので。(ガチャッ)」となるのと同じです。
話を聞いてもらっても、片耳に入れる程度で、「多分そのままごみ箱行きなんだろうなー」とがっかりしながらお店を出ることもありました。
でも、それだけに丁寧に話に受け答えしてくださるお店の方は非常にうれしかったですね。
「会社立ち上げて頑張ってます!!」ていうことを言ったりすると「頑張ってね」なんか言われたりして(^o^)
どれくらいの気持ちから口にしているかはわかりませんが、それでも言われると「よっしゃ、頑張ろう!!」って気持ちになります。
にしても8時間歩きっ放しは疲れるな。。。(TT)
まだまだ始まったばかり。これからも頑張ろう!!