とある起業家の食べない妄想グルメ

グルメなのに少食。実食レポの他、世にも珍しい巷の情報を頼りに食べたつもりで書いちゃうブログ。

黒歴史がガチで笑えない

4日連続投稿3日目。今日は「黒歴史」についてですwww

 

 

 

オニオンリングに引けを取らずインパクト大なプロフィール

放送ではかなーり端折って紹介していたので、改めてこちらで僕の黒歴史について振り返ってみたいと思いますwww

 

おさらい

オニオンリングに目覚めるまでの過程として、番組内では、

 

・慢性的な便秘が原因で拒食症になってしまう

・食への執着心が異常に発達し、ハイカロリーなグルメを好むように。

・旅行先で出会ったオニオンリングに感動し、本場の味を求めて都内のオニオンリングを食べ歩く

 

といった流れで紹介しておりました。

 

そもそもなぜ「慢性的な便秘が原因で拒食症になってしま」ったのか。

そのあたりから順を追って説明していきたいと思います。

 

常備薬は下痢止め

始まりは幼少期のころまでさかのぼります。

 

幼いころはそれが便秘とは知らず、朝起きて腹痛を訴えては下痢止めを服用し登校していました。

もちろん日中腹痛を起こすこともしばしばで、授業中腹痛に耐えられず、保健室で寝込むこともしょっちゅうありました。

何よりこのお年頃ですと、個室に入るところを見られるとそれこそクラスの笑い者です。

 

みんな「うんこ」が好きなのです笑

unkomuseum.com ↑好評につき延長したみたい

 

「うんこ」呼ばわりされないよう、個室に逃げ込むのはさながら映画の「ミッション・インポッシブル」みたいでした。

大きくなってからはそれが便秘に起因するものだと気づき始め、今度は便秘薬を服用するように。。。

 

すると次なる問題は授業という名の時間の拘束。(--;)

 

都合よく便意を催してくれないのが難しいところで、

授業開始直後に「ギュルル」とお腹が鳴ったら、それからは地獄です。

 

脂汗を掻きながらひたすら時計を眺めますが、すると時間が止まって見える...(--;)

小中高とそんな日々を送っておりました。

 

 とうとう救急車で病院送り

中学2年の時、とうとう事件が起きてしまいました。

放課後完全下校時間を過ぎても容体は良くならず、さすがにまずいと救急車を手配し最寄りの病院へ。

病名はイレウス(腸閉塞)でした。

開腹手術はかろうじて免れることはできたのですが、それ以来この出来事が僕にとってトラウマとなってしまったのです。

 

 

そして40kgへ

それからというもの、「入り」と「出」のバランスをとても気にするようになりました。

たくさん入ってたくさん出ていくサイクルは健康的で、それが続く限りは気分も調子もとても良いのですが、一度ストップしてしまうと恐怖のどん底に突き落とされます(TT)

 

常にその恐怖と隣り合わせで怯えながら生活していては気が滅入ってしまいますので、少なく摂取して少なく排泄することを自然と選ぶようになりました。

そうしているうちに、体重が減り、代謝が減って、食事量も減少して胃も小さくなり・・・という悪循環が始まり、その間も慢性的な便秘は続いているのでその度に絶食するので加速度的に体重が減少していきました。

 

そしてついに、ちょうど海外に留学していたとき、40kgまで体重が落ち、「もうこれ以上は無理・・・」と、夢半ばで留学を断念し帰国することになったのです。

不運にも交通事故に見舞われ、車いすで帰国を果たし、闘病生活が始まりました。

 

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さすがにシャレにならないとディレクターに却下されてしまいましたwww

 

ひたすら食べ続けてようやく・・・

治療法はとにかく食べることしかないのです。

ひたすら食べて食べて食べまくる。。。

便秘の恐怖に打ち克ち、成功体験を積むことで、体で問題ないことを覚えさせます。

こうしたケースは非常に稀だと思います。

 

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一日餃子1個とか、2日に一食とかだった自分にとってはこれが3食はえげつない量。。  

 

スタジオでマツコさんも驚かれていたように、過度なダイエットや痩せ願望からくる拒食症ではなく、便秘に対する恐怖心から「食べたいけれども」食べられない(食べない)というのは、特殊なケースです。

 

しかし、通常の拒食症と根本は同じで、そこにはびこるは「心の病」です。

 

心が行動や身体を支配してしまった結果起きている症状なため、解決には心のケアも重要です。

そうした精神的なアプローチからも治療を施し、ようやく危機を脱し、「普通の人だけど痩せている方」ぐらいまでに回復します。

 

目指すは65kg

さて、現在は身長182cmの52kg。目指すは65kg!

まだまだ道のりは長いですが、美味しく楽しく、無理はし過ぎない程度に頑張って体重増加を目指したいと思います!!(^o^)b

 

多数派に少数派が飲み込まれてしまう現実

ダイエットにブームはなく、いつの世だって人々は肥満に悩まされています。

もちろん健康を目指してのダイエットは推奨されるべきですが、一方で人知れず痩せていることへのコンプレックスや太れなくて悩んでいる人たちが一定数いるということももっと自然に知られて欲しいなと思ったりします。

 

そうした人たちが当たり前のように悩みを打ち明けたり相談したりできるようになるといいですよね。

 

肥満、痩せ、共に当事者にしかわからない悩みや苦悩があると思いますが、そこはお互いに想像力を膨らませて思いやってあげれば両方に対する理解が深まる気がします。

 

www.asahi.com

 

あと便秘の悩みもね。

これも悩みを抱えている人結構多いんじゃないかな。というかかなりいるはず。

でも話題にしづらいよね。そしてつらいよね。

話題にするにはTPOは確かにあります^^;

 

が、それぞれ真剣に抱える悩みなだけに、もしかしたら自分の知らない素晴らしい治療法を他の人が知っているかもしれませんよ。

一人で悩みを抱え込まず、オープンにできる世の中が来ると良いですね^^

 

というわけで、

「普段とっても身近な存在であるはずにもかかわらず、なぜかその存在が陰に隠れてあまり語られてくることが無かった」オニオンリングは実に僕のバックボーンと近しい存在なのでございます!!(笑)

そんな共通項の多いオニオンリングを今後も愛し、世の中に広まっていったらいいなと思います!

最後に

被害者ぶるつもりはありません。

自分よりもっと壮絶な人生を送っている人なんてたくさんいるのは理解しています。

しかし、こうした自分の過去の体験談が、誰かにとって立ち直るきっかけや励みになればと思っています。

今ここに、原稿用紙数十枚分の、自分の半生をつづったエッセイがあるのですが、これをいつか書籍として出版したいと思い続けてきました。

4,5年前に書いて、そっとしまっておいたエッセイですが、今ちょうど自分に向かって風が吹いている時なのかなーという気がします。

こんな拙い文章しか書けない私ですが、私の経験を読んで「自分だけじゃないんだ。」と勇気がもらえる、励みになる、っていう人がいるのなら、真剣に考えてみたいと思います。

 

出版に詳しい方いらしたら情報下さい。

どうぞよろしくお願いいたしますmm

 

それでは明日は最終回。お楽しみに~♪^^