とある起業家の食べない妄想グルメ

グルメなのに少食。実食レポの他、世にも珍しい巷の情報を頼りに食べたつもりで書いちゃうブログ。

ニコラス閉店で、ニューヨークピザのお店が貴重になったので頑張って探す

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ブックマークリストを見返していたところ、なんと衝撃の事実が目に飛び込んできた。

あの日本で最初にピザを紹介したニコラスピザハウス六本木店が閉店してしまったのだ!!!

なんというショック。。。行きたい行きたいと思っていて結局行けずじまいになってしまった。

とはいえ、かろうじて新橋店が営業している。何となく危機感を感じるので早急に訪れなければ!!

ということで、ピザの普及に貢献してきたニコラスピザの閉店により、一層希少価値が増したアメリカ生まれのピザについて頑張ってお店を探して開拓したいと思う。

 

 

 

 

 

なぜに「ピッツァ」店ばかりが乱立する!!(怒)

友人と休日お出かけしていて普通にピザが食べたいとなったら、言わずもがなそれは

「ピッツァ」を指している。

というか「ピッツァ」店しかヒットしないといった方が適切かもしれない。

 

なぜ、街中にはこうしたイタリア生まれの「本場ナポリピッツァ」だとか「ローマピッツァ」を謳うお店ばかりがあるのだろう。

 

とても不思議に思わないだろうか。

 

というのも、デリバリーピザはほとんどナポリだとか、ローマだとかという概念はなく、あえて分類するならアメリカスタイルに入ると思っている。

そしてバリエーションも豊富で、とにかく具沢山なのが特徴。

決して型にはまらない独自メニューも多く、お店では食べられない「デリバリーピザ」だからこそのメニューもある。

 

・・ん???お店では食べられない??

 

待てよ、ここもおかしいぞ。外食産業におけるピザ屋さんで、「デリバリーピザ」と類似のメニューを提供しているお店があるだろうか。

いや、無いだろう。僕が知る限り存在しない。

 

まとめると、

  • 飲食店としては圧倒的イタリア生まれのピザが多いのに、「デリバリー」や「チルドピザ」は総じてアメリカ生まれの「ピザ」が多い。
  • イタリア式ピザメニューを扱う「デリバリーピザ」や「チルドピザ」が存在しても、「デリバリーピザ」に見られるメニューを扱う飲食店が存在しない。

ということになる。

 

なぜアメリカスタイルのピザ屋が少ないの??

僕はもっとアメリカスタイルのピザ屋があって良いと思う。

にもかかわらず、オープンするピザやはイタリア生まれを掲げるお店ばかり。

なぜなのだろう??

 

ここからはあくまで個人的な意見になるのだが、そもそもイタリア生まれのピザは外食でないと食べられないという点が大きいのではないのだろうか。

 

イタリア生まれのピザはそもそも職人技である。

真のナポリピッツァ協会なるものが存在するほどであり、本場のピザを食べられる機会というのはそう存在するものではない。

 

イタリア生まれのピザを謳うお店で多い、モッチリとした生地。これは高温の窯で一気に焼き上げて、生地の水分を飛ばさず仕上げることで実現する。焼いている時間も短いので冷めるのも早い。出来立てを食べるのが一番だ。

 

家のオーブンはせいぜい300度ぐらいだし、宅配ピザなんてもってのほか(デリバリーでナポリピッツァをメニューにしているところもあるけど。。)。

 

ゆえに、「どうせ外食するなら普段食べられないものを」と思うのが外食する動機でもあると思うので、そういったニーズにこたえる形でイタリア生まれのピザを出すお店が多いのだろうといえよう。

 

クアトロフォルマッジは大好きだけどさ・・・

チーズ好きなら誰もが頼む、チーズピザ「クアトロフォルマッジ」。

でも、それに限らずチーズがたっぷり乗ったメニューがあってもいいと思うんだけどなー。

 

そもそもそれって、ラーメンでいうところの「醤油ラーメン」とか「味噌ラーメン」とかの話で、ラーメン界では一足早くそれまでの定番の味にとらわれない創作メニューが多く生まれているではないか。

 

一昔前まではこってりしたスープといえば、「豚骨ラーメン」一択だったが、今では、

「濃厚魚介豚骨」「濃厚鳥白湯」「極濃な煮干しスープ」「海老の頭をミキサーにかけたような濃厚海老スープ」といったように、「こってり」を好みとしている人はどれも食べたいと思えるメニューだ。

 

同じように、ピザにおいてもチーズ好きは「クアトロフォルマッジ」一択ではなく、それこそ「明太チーズピザ」とか「チーズフォンデュピザ」とかあってもいいと思う。

でも今あるお店にはそんなメニューを提供しようにもできないだろうけど。

だってイタリア生まれを謳っているから。

定型の、イタリアピザとして既に存在するメニューでなければ「イタリア生まれのピザ」を売りにできないもんね。

 

そういう意味では、宅配ピザチェーンはとても素晴らしい。

そうした先入観や固定観念にとらわれず、日本生まれの、日本人に愛されるピザの研究と開発に力を注いできた。そしてピザの普及に貢献してきたわけである。

 

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(ピザーラ公式サイトよりメニュー画面を一部抜粋。

全てのピザ | ピザ | メニュー | 【ピザーラ】宅配ピザ(ピザのデリバリー)をネットで注文。)

 

 

アメリカ生まれ(?)のピザが楽しめる貴重な店

とまぁ、話は少々脱線してしまったが、イタリアピザは美味しいし好きだけど、アメリカ生まれで具沢山なピザのお店もどんどん増えてほしいなーと。

となると、思いつくお店で現存しているお店はここしかない。

そう、「TONY's PIZZA」だ。

NEW YORK PIZZA TONY's

 

ここはドストライクに好み。とにかくチーズの量が半端ない。そして納豆ピザなるところも先ほどのスピリットに通じるところがある。

 

あと、僕の知る限りもう2店、TONY's PIZZAほどではないが、アメリカスタイルでおいしそうなお店がある。

イル・ポンテ

オリガノ

共にチーズたっぷりで、昔ながらのミックスピザを提供してくれる希少なお店だ。

 

こうしたお店の口コミ情報がとても少なく、探すのがとても難しい。

しかし手当たり次第に探すのはあまりにも非効率。

それでいろいろ調べていてある仮説が立った。

 

それは・・・・

 

米軍基地周辺をリサーチすればアメリカ生まれのピザ屋があるかもしれない!!

 

ということ。

 

「確かに言われてみれば」と思いません?

福生市とかありそうだし、あの伝説のチーズがあふれるピザを提供するお店、「バンビーノ」だって、横田基地に近い。

 

アメリカ生まれのピザがブームになる日を待ち望んでいる

今最も熱い観光スポット、「ミッドタウン日比谷」だが、そこにまつわる記事でこんなものが目についた。

tokyo-calendar.jp

期待して記事を読むと・・・・

やはりここもイタリアスタイル。。。。

 

サラミと細切りピーマンを敷き詰めて、ミックスチーズをこれでもかとどっさりのっけたピザを出すピザ屋が、世の中的に日の目を浴びる日が再び(?)来ることを願うばかりだ。