【オニオンリングレポ】バーガーキング
というわけで番組でもご紹介したバーガーキングさん。
大手ハンバーガーチェーンとしましては、
・マクドナルドさん
・モスバーガーさん
・ロッテリアさん
・ファーストキッチンさん
・フレッシュネスバーガーさん
・・・
を筆頭に多数存在しますが、こうしてみると、大手ハンバーガーチェーンってほとんど日本生まれなんですよね。^^;
そんな中、アメリカ発のハンバーチェーンで、かつオニオンリングを提供しているバーガーキングさんは貴重な存在なんです。
オニオンリング(300円)
衣
サクッとした食感。
しっかり味がついてますね。
他のチェーン店のものより、見た目の色も濃く、しっかり味付けがされているのが分かります。
歯にまとわりつく感じがネチャッとした食感に。。
粒粒したものが衣に入っている気がするが、気のせい?
こんがりしているところは玉ねぎも水分が抜けきり、衣と混然一体になってます。
玉ねぎ
やはり玉ねぎという野菜の性質上仕方がないのですが、水っぽくなってしまっている。
シナシナとした中にかすかにシャキッが紛れ込んでるような・・・といった食感です。
オニオンリングは衣を楽しむ料理。
「アメリカの人たちはこれを食べて育ったんだなー」と思いを馳せながら
本場アメリカ発のハンバーガーチェーンのオニオンリングの味を楽しむ。
続く
今後のこのブログの方針について
さあ、前代未聞(?)の4日連続投稿も本日が最後です。
本日のテーマは、このブログの方針についてです。
今後何を書いていくの?
元々ブログを始めたきっかけは、これから起業したい!という人に向けて、自分が起業してから今日に至るまでの気付きや、反省、教訓などを記すことで少しでもヒントにしてもらえればと思ったから。
でも最近感じているのは「再現性が全くないなー」ってこと。
起業しようと思う動機は人それぞれ。
何をしたいかも全く違いますし、起業のタイミングや、個々人のバックボーン、持っている強みは誰一人として同じではない。
単に手続きが分からないなら、会社設立freeeを使えば、知識ゼロで法人が作れます。
税金周りや帳簿を付けられないなら、月数万円から税理士にお願いできます。
従業員雇用や社会保険が分からないなら、社労士が全てやってくれます。
となると、ここで綴ったことはあくまで私個人の「起業ストーリー」であって、体験記でしかないんだと。
今更ハウツーを語ってもしょうがないなと思うようになりました。
それからは自身が開発するサービスへのコンバージョンも兼ねて、グルメネタを書き始めました。
そして今回、その記事を取り上げていただいたわけで...^^
せっかくいただいたチャンス、これを活かさない手はない。
というわけで、これからはこれまで自分の記録用に撮りためていたオニオンリングの写真を少しづつですがアップしていきたいと思います。
新たなネタも随時追加していきます。
え、じゃぁ、何でブログタイトルが「とある起業家の食べない妄想グルメ」かって?
それは昨日の投稿でカミングアウトした通り、あまり食べられない身体だからです。
加えてオニオンリングは巷に溢れているメニューではないですし、かつレポートしたいと思えるお店は希少なので、そう頻繁に実食レポをお送りすることはなかなか難しい。
しかし気になったお店はとことん調べ上げて、実際に食べに行ったことのある人と普通に会話が成立してしまうという謎のスキル(?)を身に付けてしまったので、ならば、
食べていないのに食レポする
という僕しかできないことをやってみようかなと。
「食べてもないのにあれこれ言うな!」と言われてしまうとそれまでですが。
なるべく「よくわかんないけど気になりすぎる」ようなお店を取り上げていければと思っています。
あと、そうはいっても本業の話とか持論とかも箸休め程度に投稿させていただこうと考えています。
結論、
オニオンリング:妄想グルメ:会社のはなし
7 : 2 : 1
ぐらいの割合でブログを構成していきたいと(今は)考えています。
読者は誰を想定しているの?
雑記ブログになると、「その人」自体に興味をもっていない限り誰も読まないよなーと思っていて、例えばタレントとか、芸能人とか。
だから何か特定のジャンルに特化して書いていこうとは思っている。
それが上記ブログの構成になるんですけどね…^^;
つまり、
・都内の美味いオニオンリングを知りたきゃこのブログを頼れ!
ていう「オニオンリングの美味しいお店を探している人」。
そして、
・この切り口で紹介してるお店どれも気になる!
ていう、「潜在的に自分が好きそうな料理が何なのかを教えてほしい人」
を対象にして綴っていきたいと思います。
事業のハナシについては、全く上記とはターゲット外の人になるので、読んでもらいたいときは、フェイスブックとかで告知しようと思っています。
どれくらいの頻度で?
過去の履歴を見ていただければわかる通り、継続が苦手な人間なんですよね。。。
TV出演が決まって慌ててこうして書いているぐらいですから。。OTL
無理無く続けられるように、月に4~5記事ぐらい投稿することを目標に頑張りたいと思います。
(さていつまで続くかな??)
ということで皆さん、「マツコの知らない世界」番外編特別シリーズはいかがでしたでしょうか?www
まとめようにもまとめられないくらい、いろんな話題に飛び火してしまいましたが、オニオンリングに興味のある人もない人も、時々こちらのブログに遊びに来てくれると嬉しいです。
・境遇に共感してくれる人、同じ悩みを抱えている人
・オニオンリングが好きな人
・メンズコスメを立ち上げたい人
などなど、気になった方はお気軽にご連絡くださいね!
一緒に話題を共有しましょう!
それでは引き続き当ブログをお楽しみくださいませ!(^o^)/~♪
黒歴史がガチで笑えない
4日連続投稿3日目。今日は「黒歴史」についてですwww
オニオンリングに引けを取らずインパクト大なプロフィール
放送ではかなーり端折って紹介していたので、改めてこちらで僕の黒歴史について振り返ってみたいと思いますwww
おさらい
オニオンリングに目覚めるまでの過程として、番組内では、
・慢性的な便秘が原因で拒食症になってしまう
↓
・食への執着心が異常に発達し、ハイカロリーなグルメを好むように。
↓
・旅行先で出会ったオニオンリングに感動し、本場の味を求めて都内のオニオンリングを食べ歩く
といった流れで紹介しておりました。
そもそもなぜ「慢性的な便秘が原因で拒食症になってしま」ったのか。
そのあたりから順を追って説明していきたいと思います。
常備薬は下痢止め
始まりは幼少期のころまでさかのぼります。
幼いころはそれが便秘とは知らず、朝起きて腹痛を訴えては下痢止めを服用し登校していました。
もちろん日中腹痛を起こすこともしばしばで、授業中腹痛に耐えられず、保健室で寝込むこともしょっちゅうありました。
何よりこのお年頃ですと、個室に入るところを見られるとそれこそクラスの笑い者です。
みんな「うんこ」が好きなのです笑
unkomuseum.com ↑好評につき延長したみたい
「うんこ」呼ばわりされないよう、個室に逃げ込むのはさながら映画の「ミッション・インポッシブル」みたいでした。
大きくなってからはそれが便秘に起因するものだと気づき始め、今度は便秘薬を服用するように。。。
すると次なる問題は授業という名の時間の拘束。(--;)
都合よく便意を催してくれないのが難しいところで、
授業開始直後に「ギュルル」とお腹が鳴ったら、それからは地獄です。
脂汗を掻きながらひたすら時計を眺めますが、すると時間が止まって見える...(--;)
小中高とそんな日々を送っておりました。
とうとう救急車で病院送り
中学2年の時、とうとう事件が起きてしまいました。
放課後完全下校時間を過ぎても容体は良くならず、さすがにまずいと救急車を手配し最寄りの病院へ。
病名はイレウス(腸閉塞)でした。
開腹手術はかろうじて免れることはできたのですが、それ以来この出来事が僕にとってトラウマとなってしまったのです。
そして40kgへ
それからというもの、「入り」と「出」のバランスをとても気にするようになりました。
たくさん入ってたくさん出ていくサイクルは健康的で、それが続く限りは気分も調子もとても良いのですが、一度ストップしてしまうと恐怖のどん底に突き落とされます(TT)
常にその恐怖と隣り合わせで怯えながら生活していては気が滅入ってしまいますので、少なく摂取して少なく排泄することを自然と選ぶようになりました。
そうしているうちに、体重が減り、代謝が減って、食事量も減少して胃も小さくなり・・・という悪循環が始まり、その間も慢性的な便秘は続いているのでその度に絶食するので加速度的に体重が減少していきました。
そしてついに、ちょうど海外に留学していたとき、40kgまで体重が落ち、「もうこれ以上は無理・・・」と、夢半ばで留学を断念し帰国することになったのです。
不運にも交通事故に見舞われ、車いすで帰国を果たし、闘病生活が始まりました。
ひたすら食べ続けてようやく・・・
治療法はとにかく食べることしかないのです。
ひたすら食べて食べて食べまくる。。。
便秘の恐怖に打ち克ち、成功体験を積むことで、体で問題ないことを覚えさせます。
こうしたケースは非常に稀だと思います。
スタジオでマツコさんも驚かれていたように、過度なダイエットや痩せ願望からくる拒食症ではなく、便秘に対する恐怖心から「食べたいけれども」食べられない(食べない)というのは、特殊なケースです。
しかし、通常の拒食症と根本は同じで、そこにはびこるは「心の病」です。
心が行動や身体を支配してしまった結果起きている症状なため、解決には心のケアも重要です。
そうした精神的なアプローチからも治療を施し、ようやく危機を脱し、「普通の人だけど痩せている方」ぐらいまでに回復します。
目指すは65kg
さて、現在は身長182cmの52kg。目指すは65kg!
まだまだ道のりは長いですが、美味しく楽しく、無理はし過ぎない程度に頑張って体重増加を目指したいと思います!!(^o^)b
多数派に少数派が飲み込まれてしまう現実
ダイエットにブームはなく、いつの世だって人々は肥満に悩まされています。
もちろん健康を目指してのダイエットは推奨されるべきですが、一方で人知れず痩せていることへのコンプレックスや太れなくて悩んでいる人たちが一定数いるということももっと自然に知られて欲しいなと思ったりします。
そうした人たちが当たり前のように悩みを打ち明けたり相談したりできるようになるといいですよね。
肥満、痩せ、共に当事者にしかわからない悩みや苦悩があると思いますが、そこはお互いに想像力を膨らませて思いやってあげれば両方に対する理解が深まる気がします。
あと便秘の悩みもね。
これも悩みを抱えている人結構多いんじゃないかな。というかかなりいるはず。
でも話題にしづらいよね。そしてつらいよね。
話題にするにはTPOは確かにあります^^;
が、それぞれ真剣に抱える悩みなだけに、もしかしたら自分の知らない素晴らしい治療法を他の人が知っているかもしれませんよ。
一人で悩みを抱え込まず、オープンにできる世の中が来ると良いですね^^
というわけで、
「普段とっても身近な存在であるはずにもかかわらず、なぜかその存在が陰に隠れてあまり語られてくることが無かった」オニオンリングは実に僕のバックボーンと近しい存在なのでございます!!(笑)
そんな共通項の多いオニオンリングを今後も愛し、世の中に広まっていったらいいなと思います!
最後に
被害者ぶるつもりはありません。
自分よりもっと壮絶な人生を送っている人なんてたくさんいるのは理解しています。
しかし、こうした自分の過去の体験談が、誰かにとって立ち直るきっかけや励みになればと思っています。
今ここに、原稿用紙数十枚分の、自分の半生をつづったエッセイがあるのですが、これをいつか書籍として出版したいと思い続けてきました。
4,5年前に書いて、そっとしまっておいたエッセイですが、今ちょうど自分に向かって風が吹いている時なのかなーという気がします。
こんな拙い文章しか書けない私ですが、私の経験を読んで「自分だけじゃないんだ。」と勇気がもらえる、励みになる、っていう人がいるのなら、真剣に考えてみたいと思います。
出版に詳しい方いらしたら情報下さい。
どうぞよろしくお願いいたしますmm
それでは明日は最終回。お楽しみに~♪^^
ところであんた、何されている方なの?
4日連続投稿の2日目です。
今日は私が日頃何をしている人なのかをご説明したいと思います。
失敗してしまったグルメアプリ。。。
昨年、起業して間もないころ、こんな記事を書いていました。
2018年3月に起業し、それと同時にスタートさせたグルメアプリの開発。
当時は「6月にもリリースします!」と意気込んでいたが、実際はα版をリリースするのでさえ12月まで遅れてしまった。。。OTL
そのグルメアプリの開発・運営も今年の3月までのこと。
様々な人の応援や力を借りながら進めてきただけに、正式リリースを前に打ち切らざるを得なかったのはとても苦しい決断だった。
それでも事業を終了してしまった理由について以下述べていきたい。
強み
ここで改めてどんなプラダクトであったかをご説明したい。
一言で言うと、「食べログの料理単位バージョン」である。
今あるグルメサイトの多くは「お店」で評価や口コミを括っており、個別の料理ごとに対する評価が存在しない。
昨今グルメサイトに頼らず、インスタグラムでハッシュタグ検索をすることも増え、それに応じるようにインスタ映えを狙った料理を提供し、特定の料理目当てで来店するという流れが強まっている気がする。
料理単位で評価すれば、特定の料理について美味しそうなお店を探すことができ、インスタグラムの良さと食べログ的要素を兼ね備えた一挙両得のサービスができると思った。
さらには、お店のタイプもまちまちだ。私は街の食堂で食べるハンバーグと、ステーキ店で食べるハンバーグは似て非なる食べ物だと思っている。
カツカレーはなおさら、カレー店のカツカレーととんかつのお店のカツカレーではもはや同じ料理とは言えない。
町中華というジャンルが存在するように、同じ料理でもお店の形態によって熱狂的なファンが存在するため、そうしたスクリーニングも行えたら彼らマニアにとってもとても使い勝手の良いサービスになると思っていた。
が、しかし・・・・
そこで立ちはだかったのがSARAHの存在だった。
私はこのサービスがローンチされた2015年ころから知っており、当初「これこそ自分が求めていたサービス!」と歓喜したのを覚えている。
でも少し違った。
なぜかかゆいところに手が届いていない感じがしたのだ。
・「料理」ではなく「メニュー」なので、固有名詞で登録されており、表記の揺らぎによる検索の取りこぼし感が否めない。
・初投稿がある前にメニューを登録してしまうので、「NO IMAGE」が目立つ。
・先のお店の形態によるジャンル分けというものもされていない。
などなど、それほど食に興味をもたない人からすれば屁理屈に思われるかもしれないが、僕みたいな食への愛情が異常な者(?)にとっては致命的問題。
私の持論はグルメサイトにおいては「ロボット型検索エンジン」ではなく「ディレクトリ型検索エンジン」のカタチを採るべきだと思っている。
「もしかしたら検索のワードに引っかからないお店があるのかも・・」というもやもやを無くせるからだ。
そう思い開発を進めたわけだが、彼らはここ最近急激に開発を加速させている。
既存サービスのリプレイスを図るような新しいサービスとして注目を集め、数億円単位で資金を調達し、着実にユーザー数を伸ばしている。
自然言語処理の性能も増して、検索精度が上がり、僕らがもたもたしているうちに、いつの間にか上記不満点がほぼほぼ解消されるほどにサービスのUI/UXが向上していたのである。
ただ、彼らがいるから僕らがやってはいけない理由などない。彼らにない強みを僕らが持てばいいだけの話。
そこで自分らの強みとして考えたのが「AIを用いてユーザーの好みに応じてパーソナライズされた料理を提案する」という機能だ。
投稿する料理写真やコメントから本人の嗜好を学習し、現在地からティンダーUIでおすすめの飲食店を提案してくれるという機能。
探す手間を省き、見た目のおいしさから感覚的にサクッと美味しいお店が探せる。
これならCGM型の難しい点である、投稿するインセンティブも補える。
そう考えた。
が、しかし・・・
またしてもここにライバルが立ちはだかった。
こちらは予算と人数を選んだら現在地からサクッとランチを決められるアプリ。
何よりティンダーUIを組み込んでおり、AIによる嗜好把握という要素はないものの、ほぼ同じコンセプト、UI/UXだったのだ。
著者renさんが、サービスを作るに至った背景から、コンセプトまで語っているが、全く自分も同じことを思った。
そして追い打ちをかけたのが次の投稿。
将来的にライバルになりそうだなーと思っていたら19年の1月にサービスを終了していたのだ!!
理由は上記noteに書いてある。。。
・・・・なるほど、、、そういうことか。。。。
自分でもこのグルメサービスを始めるときに頭によぎった不安をものの見事に体験されていたようだった。。。
そして何より自分にとってショックだったのがその期間である。
Twitterでバズったのが5月のこと。
そしてiOS版アプリがリリースされたのが7月。
その半年後の2019年1月、サービスを終了。
私が3月にサービスを開発し始めてから、
α版をリリースするまで9カ月間。
僕らがβ版すらまだリリースできていない期間で彼らは検証・開発・リリース・市場の反応からのサービス終了までをやってのけてしまったのだ。
これは自分にとってとても大きなショックだった。。
例え同じ結末になったとしても、せめて自分らがその結論に先にたどり着きたかった…。
スタートアップである最大の強みはそのスピード。それを存分に生かし切ることができなかったが故の後悔だった。
資金繰り
先の理由に関連するが、端的にまとめるとこうなる。
グルメアプリはレッドオーシャンでかつ収益を上げにくい。理由は、そもそも飲食店という業態自体が利益率の低い業態だから。
↓
飲食店相手のビジネスモデルのサービスだとどれほど厳しいか、昨年時点だが、サービス開始から8年を経過してもなお赤字が続くrettyの現状を見れば分かる。
↓
そもそもCGM型においては飲食店から収益を上げるビジネスモデルではない。
↓
唯一頼みの綱となるのが広告収入だが、α版のリリース時のユーザーの反応からするとまだまだ改善の余地があり、すぐには見込めない状況。
↓
となると残る選択肢はVC及びエンジェル投資家からの資金調達。
しかし、先に見たように既存のサービスを足しただけの我々サービスには説得材料となる強みがなく、残されたのは私自身の「グルメに対する熱いこだわり」だけだった。
↓
情で説得できる相手ではないことは自分がよくわかっている。
資金的にも厳しさを極めていたため、サービスの開発を辞めざるを得なかった。
・・・というのが、サービス終了に至った経緯である。
ちなみになぜそこまで食を愛するのか?その理由は明日の投稿と絡む部分だけど一言で言えば、食に飢えているから笑(?)
(ほぼ放送の中で語っちゃっているけど)
稼ぐことは悪ではない
「やりたいこと」をやって生きていく。そのための起業ではあったが、あまりにも「やりたいこと」を先行させすぎてしまい、現実的な観点を見落としてしまっていた。
稼ぐことは悪いことではない。
むしろ、それは事業を継続させるためには必要なことなのである。
サービスを必要としている人がいる前提になるが、それら利用者に今後もサービスを提供し続けられるようにすべきだし、サービスを開発してくれているチームにも開発に専念できるよう十分な環境(報酬)を与えなければならない。
企業としての体裁を保ち、経営していくうえでは、稼ぐことこそまず一番先に考えなくてはならないということを学んだ。
D2Cビジネスへの興味
既に確立されたビジネスモデルのもと事業を始めることはリスクが少ない。
往々にして市場を創出することが前提として期待されるスタートアップにおいては、ニーズの調査や仮説検証、その上でPMFを果たせるかどうかなど、超えるべきハードルは高く、それを越えることができれば新市場の開拓者として世の中から礼賛される。
実際その壁を乗り越え世の脚光を浴びられるのはごく一部の起業家に過ぎないように思われる。
昨今ブームになっているD2Cビジネスはそういう意味では新しいビジネス形態ではない。
従来で言うところの単品通販に相当するもので、いくつもの物流をスキップすることで高品質低価格を実現するマーケティングの手法。
つまりこの先は商品力の問題だけであり、モノを作って売るという古典的なビジネスには違いないのだ。
有形の商材を扱いユーザーに届けるビジネスがもともと好きだったし(実際メーカーに新卒で就職したのもモノづくりが好きだったから)、
・時流に乗っていること
・toC向けEC市場が今後も拡大していくこと
・事業の成長性(何を売るかにもよるが)
という観点からしても参入のチャンスはあると考えた。
初めて「D2C」を耳にした2年前は検索してもほとんど記事は存在しなかったのだが、今ではD2Cブランドで溢れている。
「今からでは遅いのでは?」と思われるかもしれないが、これは特定の市場を指す言葉ではなく、あくまで「手法」を指している。
その手法を用いて「何を」売るかが問題で、「何を」の部分次第で全く状況は変わってくると考えている。
ちなみにこの記事以降、私は一切「D2C」という言葉は使用しないつもりです。
既に界隈ではほぼその意味が浸透している「D2C」という言葉を用いた方がより分かりやすく伝えられると思ったため使用した。
今後自分の事業を指して「D2C」と表現しない理由、これについては別の機会に述べることとしたい。
何を売る?
で、問題は何を売るか、だが、「D2C」というマーケティング手法の良さを最大限生かせる商材というのはだいぶ絞られてくる。
・従来中間マージンが何重にも取られていた商品
・定期購買する方が便利な商品
・日常的に消耗する身の回り品
etc.
こうした条件で絞っていった結果、残ったのはアパレル、コスメ、ペット用品だった。
原体験はこれから作る
守りの姿勢っぽいけど、起業し自ら事業を行うからには何か世の中に対してインパクトを与えたい。
これは僕にとっての承認欲求のようなものです。
だからこそ、会社の理念として「非常識を常識に変える」「実験思考で物事を試す」といったことを掲げており、周囲をあっと言わせる何かを出したいと考えるわけです。
「男子がメイクをするなんて」
そう思われていた時代が今まさに転機を迎えている。
ようやく「メイク男子」という言葉が徐々に広まりつつあるものの、それでもまだ浸透しているとは言い難い。
メンズ用のメイクアップ商品がまだまだ少ない現状において、その市場を開拓しけん引する一大ブランドを築き上げることができたなら、少しは周囲の人たちに自分のことを認めてもらうことができるのかな。
メイクをする自分を受け入れ、またメイクする男性を受け入れる世の女性も増え、身だしなみの一環として性別に関係なく化粧をすることが当たり前になる世の中を作っていきたい。
その文化を定着させたのは私だ!と胸を張って言えるような一大ブランドを築き上げたい。
長くなったけど、そんなわけで今、メンズコスメの事業を立ち上げることに邁進しています。
今年秋にも商品化できるよう頑張りたいと思います。
どうぞ皆さん応援よろしくお願いいたしますmm
放送日を迎えるまで ~突如舞い降りた奇跡~
今日から4日連続でお届けします。
こんな連投は後にも先にもないのでぜひご一読くださいませm(_ _)m
昨日7月9日(火)「マツコの知らない世界」にてとうとうテレビ出演を果たしました。
テーマは「オニオンリングの世界」。
(もしまだご視聴してない方がいらっしゃいましたら、下記リンクより15日(月)23:59まで見逃し配信(無料)しておりますのでぜひご覧ください♪)
えっ、ウソ…これってもしかして…
それは今から1カ月ちょっと前に届いた1通のメールから始まりました。
「オニオンリングについて一度話を聞かせてほしい」とのこと。
きっかけはこのブログで1年ほど前に投稿したこちらの記事だったのです。
最初詐欺か何かのメールではと一瞬疑いましたが、それにしてはあまりにも具体的すぎるし、会社名も名乗っている。
この時点では何の番組かはわからなかったのですが、これほどマイナーな領域の料理をテーマに番組を構成するとなると、もう僕の中では「あの番組・・・??」と既に脳裏をよぎっていたのです。
その後かかってきた電話はプロデューサーからでした。
そしてその電話にて詳細を聞かされ、正式に打診を受けるのです。
オレで本当に良いのだろうか?出るべきか、断るべきか・・・?
あまりにも突然すぎて頭の中は大混乱でした。
この時点で既に心臓がバクバクwww
他の出演者と肩を並べるほどに自分は専門家であるか、客観視できない
元々「マツコの知らない世界」は大好きな番組で、それまでほぼ毎週欠かさず見ている、見逃してもネットで視聴するほどに大ファンでした。
一視聴者として、
①いつか自分もあんな風にマツコさんと対談出来たらなー
②世の中素人でもこれほどの知識を持っている人がいるんだなー
という①「憧れ」と②「尊敬」の念をもって見ていた私には、自分が②に値する人物であるかどうか、自分では分かりかねたのです。
①だけなら即答でした。
しかし、毎回出演者は良い意味で異常ですwww
オファーを受けた時の正直な気持ちをプロデューサーに伝えたところ、
「テーマに対する熱い想いがあるならぜひ語っていただきたい」とのことでした。
番組はおよそ20~30分程度ですが、その時間の中でいかにテーマの魅力であったり、ゲストの熱量を視聴者に伝えることができるか、が本質的な部分であり、それが共通して重要なことだったのです。
これまでの出演者の「年間○○食たべる~」「総額○○円をつぎ込んできた~」といった定量的データに圧倒されていた私ですが、オニオンリングをもっと広く扱ってほしい、みんなに食べてもらいたいという想いの強さであれば自信が持てました。
実際、自分はオニオンリングを食べ歩いた実績としてはややコンプレックスがあったのです。
ちょいと脱線
オニオンリングは提供しているお店こそあれ、そのほとんどは業務用の冷凍製品だったりします。
数を稼ぐことはできますが、でも100店舗食べ歩いてもそのうち90店舗が同じ業務用冷凍製品だったら食べ歩いたと言えるのだろうか。
こちらとしてもわざわざ同じ冷凍食品を食べるために店舗を訪れたいとは思わないし...。
それなので、訪問するお店が手作りかどうか、事前に入念にチェックしてから「ここは!?」というところに訪問するようにしています。
なるべく冷凍食品に当たる率を無くすためにも情報が欠かせません。
口コミでは判断できないし、そもそもオニオンリングの描写をそこまで詳細に書いている人はほぼゼロです笑
文字情報では限界があるので、とにかく写真による見た目で判断して、手作りっぽそうなお店を見つけてそれが確からしいようなら来店する、という手段をとっています。
あとはメニュー名に「自家製」が付いていたり。
写真で冷凍かどうかを区別できるようにもwww
こうした理由があるため、実際これまで訪問したお店は数十店舗ほど。
もちろん見誤って冷凍製品のお店に行ったりもしますが、手作りでオニオンリングを提供しているお店はそれほどに希少なのです。
ちなみにつるつるスベスベな見た目は業務用の率が高いです。
理由は衣のつき方。いろんな食品の工場を見学しているとイメージが付きやすいかもですが、全長何十mもあるベルトコンベア上で、衣のプールにつかり、揚げ油のプールに飛び込むまで、網上の鉄棒の上でゆっくり衣が落とされるため、衣のつき方にむらがありません。
また、通常揚げ物は小麦粉を素材にまぶし、溶き卵につけてからパン粉をまぶすという3行程を踏みますが、バッター液なら素材をバッター液に浸し、パン粉をまぶすだけ。もしくはパン粉すらつけず揚げることができるため、工程を減らすことができる。業務用でバッター液が用いられる大きな理由の一つだと思っています。
一方手作りだと、衣を付けてあげる際、衣がよく切れないうちに油へ放り込むので、その瞬間の形状がそのまま出来上がりの見た目になってしまう。この不揃いさが一つの基準だったり。
そして何はともあれ一度きりの人生。
いつも家族団らんの中心にはテレビがあった時代を過ごしてきた私にとって、地上波の番組に出演するというのは、夢にまで見たチャンスであり、このチャンスを逃せば二度と来ないと感じたのです。
決意、からの怒涛の10日間
オファーを承諾してから収録までは嵐のような10日間でした。
毎日ディレクターとやり取りをし、台本の内容を詰めていきます。
出演はマツコさんとゲストとはいえ、スタッフとの共同作業の賜物なんだなーととっても感じました。
実際台本の制作チームや現場のスタッフの人を数えたら十人以上もいます。
企画の立ち上がりからずっと関わってきたディレクターさんやADさんには感謝の言葉しかありません。
彼らのサポート無しには成り立たない、本当の意味での縁の下の力持ちだと思っています。
脚がガクガク
ということを考えると、表に出ない彼らの分までを僕が背負っているわけで、生放送ではないにしろ収録本番まで緊張のあまり震えが止まりません。
テレビを通じて何万人にも届く情報。
プロ意識をもって番組制作に臨むスタッフのプライド、面白い番組をお茶の間に届けたいという全員の想い。それらを一身に背負っているわたしは数日前から心臓のバクバクが止まらず、さすがの私も当日は膝がガクガク震えてどうしようもありませんでした。
マツコさんは偉大
そこは百戦錬磨のマツコさん。
僕みたいなゲストが過去何人も出演していると思いますが、どれもその人の魅力を引き出し、笑いに変えてきた。
今回も本当に助かりました。
真面目でボケの一つもできない私ですが、それらを見事笑いで返してくれる。
プロの姿を間近で見ることができて、大変勉強になりました。
ほぼほぼマツコさんに頼りっぱなしの本番でしたwww♪
そんなマツコさんとは収録後しっかりと握手を交わし、現場を後にしました。
いつかまた共演できる日が来るといいな♪
いよいよ本日放送!!「マツコの知らない世界」
とうとう本日夜に迫ってまいりました、「マツコの知らない世界」!!!
皆さんの知らないオニオンリングの魅力をたっぷりとご紹介してまいります!!
公式サイト(放送回予告)
20:57スタートです!!
ぜひお楽しみに~♪
「マツコの知らない世界」に出演します!!
突然ですが、なんと、私、「マツコの知らない世界」に出演することになりました!!!
公式サイトから放送回予告を視聴できます!!↓
放送は
2019年7月9日(火)20:57~
「オニオンリング」をテーマにマツコさんとトークを展開します!!
冒頭から見ていて損はなし!
乞うご期待ください!!
ニューヨークピザの進撃
最後の更新が9カ月前。。。
だいぶご無沙汰してました。。。
改めて絶滅危惧種と化している「ピザ」について、ありつくことが最近できたので想いを共有したい。
カフェファド
下赤塚にある個人経営の喫茶店。
どうにかネット上にある情報をかき集め、今では珍しい「ピザ」を提供する数少ないお店だという情報を入手した。
メニューを見て確信した
そのお店のピザがニューヨークスタイルかそうでないかはメニューを見れば一発で分かる。
そう、マルゲリータの文字が存在しないのだ。
メニューにあるのは「サラミピッツァ」や「コーンピッツァ」なるもの。
イタリア仕込みのローマ風だのナポリ風だの、そっちのピザではないことは明白だ。
せっかくなので、「ミックスピッツァ」をオーダー。
お連れの方は「オニオンピッツァ」。
本当に玉ねぎしかない。この潔さ。あとは一面を埋め尽くすチーズ。
チーズはあくまでミックス
見てお分かりの通り、使われているチーズはミックスチーズ。
ニューヨークスタイルにモッツァレラやゴルゴンゾーラといった欧州のチーズは必要ない。
そしてこちらがミックスピッツァ。
オニオンピッツァの後に出てきたせいか、やけに具だくさん。(当たり前なのだが。)
宅配ピザは味が濃くて喉がとても乾いてしまうが、こちらのピザ、チーズのアブラギッシュさはあるものの、具材が大きくフレッシュさも感じられる。
ピザ生地もおなかに溜まるほど分厚いものではなく、耳の部分はカリカリになるほどに薄かった。
1枚をペロッと・・・と言うわけにはいかない
Lサイズを注文したが、男性なら食べられる量。
とはいえ、チーズの脂が徐々に効いてくるので、後半キツイ。量の問題では無いので、お年を召された方には大変かもしれない。
食べてる間も地元の常連客と思しき人が出入りしていた。
厨房を見ると、若い方が焼き手を務めていたので、おそらく高齢による閉店、という事象はおそらく心配なさそうだ。
これが消えゆくひとつの食文化なのか
なぜ日々生まれるレストランはイタリアを目指すのか。
流行に乗っかる形でそうしたお店が増える一方で、なくなっていく一つの食のジャンルがある。
どうにか後世にこの良さを伝えていくことはできないものか。
オシャレを気取って心変わりする客も、いつかは恋しさを感じるときが来るだろう。
ニューヨークスタイルピザの価値を再度見直すときが来ることを祈りながら、
カフェファドさん、いつまでも続くことを願ってます。
ごちそうさまでした。
酔えるケーキ、サヴァランを売ってるお店って貴重だよね
みなさんサヴァランというケーキを知ってますか??
あまり街中の洋菓子屋さんでは見かけないケーキだと思います。
だからこそ洋菓子屋さんで見かけた時はつい買ってしまう。
事実僕は好きなケーキです。
そんなサヴァランについて今日は書きたいと思います。
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